浜田麻里 バイオグラフィー

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前回は浜田麻里の新譜「Gracia」を紹介しましたが、今回から浜田麻里の紹介をシリーズで書いていきたいと思います。
今回は、主にバイオグラフィーを紹介していきたいと思います。

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①はじめに

私が、浜田麻里のことを知ったのが、「麻里ちゃんは、ヘビーメタル」のキャッチコピーでデビューした時ですね。うーん、そうですね。大学一年生のころだったと思います。
「野郎の、野郎による、野郎にための音楽」であるヘビーメタルシーンに、ミニスカートの美人ヴォーカリストがデビューしたことは、当時としてはやはり衝撃的でした。

しかし、実際に初めて聴いたのが、社会人になってから貸しレコード屋の、レンタル落ちレコードを一枚500円でセールしていたので、「MISTY LADY」を買った時です。

本格的にCDを集めて聴きだしのが、ロック・リスナーに復帰した00年代以降ですね。

②バイオグラフィー

1)デビューまで

15歳の頃からプロシンガーとして、テレビのコマーシャルソングの収録に参加し、青山学院大学文学部に進学後は、「Misty Cats」のヴォーカルとして活動しました。

1983年、糸井重里による「麻里ちゃんは、ヘビーメタル。」というキャッチコピーとともに
アルバム「Lunatic Doll〜暗殺警告」でメジャーデビュー。

1980年代に女性ロックヴォーカリストの旗手として注目を集め、当時のハードロックジャンルとしては異例とも言えるアルバム売り上げを達成しました。

2)ハードロック・ヘビーメタル期

デビュー後も、「ROMANTIC NIGHT〜炎の誓い」、「MISTY LADY」、「RAINBOW DREAM」をたて続けに発表し、ライブ活動も勢力的に行うようになりました。

1885年に初のシングル「Blue Revolution」を発表。そのころからセルフ・プロディースも行うようになりました。
アルバムも1885年に、「Blue Revolution」、1986年に「PROMISE IN THE HISTORY」を発表。

1887年の「IN THE PRECIOUS AGE」から、ロセンゼルスでレコーディングするようになり、次第にポップな要素も取り入れるようになりました。
1988年に「LOVE NEVER TURNS AGAINST」を発表しました。

このころまでが、一般的にハードロック・ヘビーメタル期と言われています。

3)ポップへの転向

1988年にNHKのソウルオリンピックNHK中継テーマソング「Heart and Soul」を担当し、初のオリコンチャートトップ10入りのヒットとなりました。

翌1989年の「Return to Myself 〜しない、しない、ナツ。」がオリコンチャート初登場5位を記録し、登場6週目にして1位を獲得する大ヒットとなりました。
この年は日本武道館公演を含む大規模なライブツアーを行いました。

90年代に入り、シングル「Heaven Knows」、「Paradox」、「Cry For The Moon」などがヒットし、アルバムも「COLORS」、「TOMORROW」、「Anti-Heroine」と立て続けにビッグヒットを達成しました。

この時期も90年のアリーナーツアー「Superior」など、アルバムを引っ提げた大規模なライブツアーを精力的に行っています。

さらに、音楽活動の場所をアジア、翌1994年にはヨーロッパへと海外にも広げていきました。

浜田麻里の全盛期はいつ頃、と聴かれると、それぞれ人によって考え方が異ますので、一概には言えません。しかし、セールスという観点から見ると、この時期が全盛でしょう。

4)低迷期

1996年には、ウイスパー歌唱を取り入れたゴシック的な雰囲気もあるアルバム「Persona」を発表し、新境地を開きました。

しかし、それ以後、ライブ活動はしばらく休止となりました。アルバムとしては、1998年「Philosophia」、2000年「Blanche」を発表するも、セールス的には芳しくありませんでした。

2002年に、再びロック色の強いアルバム「marigold」を発売し、日本では9年ぶりとなるライブツアーを再開しました。また、2003年に「Sense Of Self」、2005年に「elan」、2007年に「Sur lie」を発表。またそれぞれのアルバムを引っ提げてのライヴ・ツアーをおこなっています。

しかし、セールスは芳しくなく、また評価も「過去の人」扱いとなっていて、人気も低迷していました。

5)ハードロック・ヘビーメタルへの回帰~再評価へ

2010年、ハードロック・ヘビーメタルへ回帰した「Aestetica」を発表しました。

そのライブツアーの模様は、BS番組で放送されると話題を呼び、中野サンプラザでのライヴを収録した「Mari Hamada Live in Tokyo “Aestetica”」はオリコンDVD音楽デイリーチャートで1位、総合チャートでも3位にランクインしました。

陰陽座やLIGHTBRINGERなどよる女性ヴォーカルのHR/HMの復権と、ガールスメタルブームの後押しもあり、それらの元祖として浜田麻里は再評価され、再び人気も上がってきました。
2012年にアルバム「Legenda」を発表。同作の時のライブツアーを収録したDVDはともに前作を上回るセールスを記録しました。

2013年、デビュー30周年を迎えた。本人プロデュースのベストアルバムシリーズの第3弾「INCLINATION III」、「MARI HAMADA COMPLETE SINGLE COLLECTION」をはじめ30周年記念作品を続々とリリースしました。

メディア出演や30周年記念ライブツアーも行い、大盛況となりました。
また同年8月16日に初の大型野外フェス「サマーソニック 2014」に出演。
さらに同9月には東京と大阪で初のフルオーケストラとの共演でライブを開催しました。
また、2015年に「LOUD PARK2015 」の第2日目に初出演を果たました。

2016年1月に「Mission」を発表し、同年3月からは、本作を携えたコンサートツアーを開催しました。

2018年4月、デビュー35周年を機にヴィクターエンタテインメントへの移籍(復帰)しました。そして、移籍後初となるアルバム「Gracia」を8月1日にリリースしました。

浜田麻里 おすすめアルバムへ続く


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