今、私が一番気になっているバンド、プッシュしたい日本のバンドは、これから紹介するSeRafiL(セラフィル)です。
2015年8月にAPHASIAから流歌(ヴォーカル)が脱退して、心配していましたが、いつの間にかSeRafiLという、とっても素敵なバンドを引っ提げて再登場してくれました。
女性3人、男性3人というロックバンドには珍しい編成がまず印象的でした。
まるで、男女6人物語(違うか)。
まあ、ヴォーカルだけでなく、楽器の演奏する女性も増えている、昨今ですので、今後このような編成も増えてくるでしょう。
それにしても女性3人は留歌を始め、美人揃いです。
①バンド結成の経緯
まず、2015年4月に留歌(流歌から高山留歌と改名)とASTURIASという日本のプログレバンドに在籍する川越好博(キーボード)が、意気投合して、メンバーを集める形で結成しました。
次に、留歌がAPHASIAでのサポートで一緒にPLAYしたことがあるAZUSA(ベース)に声掛け、次に川越が同じくASTURIASメンバーでもあるテイセナ(ヴァイオリン)を誘いました。
その後、川越の知り合いであった松島正一(ギター)、谷本朋翼(ドラム)に加わりました。
そして、7月に初ライブを行い、8月に留歌のAPHASIA脱退が発表されました。
(そう書くとSeRafiLのためにAPHASIAを脱退したと思われがちですが、実はかなり前から、プライベートな事情で脱退がきまっていたようです)
その後、12月23日にファースト・ミニアルバム「飛べナイ鳥と蒼イ空」を発表しました。
2016年になったも、ライブ活動を精力的に行い、9月7日にファースト・フルアルバム「黒イ光と白イ闇」を発表しました。
②音楽性の特徴
次に音楽性についてですが、APHASIAほどハードではなく、ASTURIASほどプログレでもありません。
あえて言うなら、ポップにプログレテイストを加えた音楽性です。
例えは良くないかもしれませんが、海外の有名バンドに例えると、ロキシー・ミュージックとか、UKとかエイジアとかに似ています。
でも、そのような音楽性の留歌の伸びやかな歌声と合っていて、その面が良かったと思います。
APHASIAのころは、無理に力んでた感じも多少見えていましたので。
惜しいところは、楽曲的にアルバム全曲印象の残る曲ももちろんありますが、あまり、印象に残らなかった曲も多少ありました。
その辺を改善すれば、もっとビッグになれると思います。