先日、新譜である「迦陵頻伽」のレビューしましたので、今回は私の陰陽座ファン歴や思う所を述べます。
普通は、はじめにバンドの簡単な紹介から始めますが、陰陽座の場合、日本のHR・HMバンドのなかでは、かなりメジャーなので改めて紹介する必要はないと思います。
①陰陽座のと出会い
私が、陰陽座を知ったのが、2002年のメジャーデビューの時です。妖怪や日本の伝承をコンセプトにしているユニークさや、黒猫という美人ヴォーカリストがいるということで、気にはなっていました。
実際に聴きだしたのは、2006年ぐらいからで、2009年の「金剛九尾」発売に伴う、全国ツアーの一環として松山でのサロンキティというライブハウスで、ライブ初参戦しました。
100人ぐらいの小さな箱であの有名な陰陽座が真近で見れる。うれしいことです。
100人ぐらいの箱ではまるで、友達が演奏しるみたいな親近感を覚えました。
黒猫のスーパー・ヴォーカルや瞬火のパフォーマンスやMCを至近距離で聴けまして、そこから一気にファンになりました。
②陰陽座は愛媛の至宝
それから間もなく、ヴォーカルの黒猫以外の男性のメンバー、瞬火、招鬼、狩姦は愛媛県八幡浜市の出身であることがわかり、なおさらファンになりました。
ちなみに招鬼はリーダーの瞬火の弟であり、狩姦は招鬼の高校時代の親友であります。
HR・HMバンドには珍しい結束の固さもそこから来ています。
また、全国ツアーの時は、小さい箱でも嫌がらず、必ず松山に来てくれます。
陰陽座がライブでファンとのふれあいを大切にしているバンドでありますが、やはりふるさと愛媛への愛もあるでしょう。
まさに、陰陽座は愛媛の至宝です。
③愛媛は意外とメタル大国
また、日本のHR・HMで活躍している人で愛媛出身者がかなりいることが分かりました。
セックス・マシンガンズのリーダーであるあんちゃんは新居浜出身です。
先日紹介しましたALHAMBRAのヴォーカルの世良純子さんも今治出身です。
いままで、愛媛県の取り柄というと、みかんと海釣りと野球しかなかったが、実はメタル大国であることがわかって、なんとなくうれしかったです。
④陰陽座をきっかけに、他の日本のHR/HMを聴くようになりました。
また、陰陽座は今まで関心がなかった日本のHR/HMを聴くようになったきっかけとなりました。
80年代のリアルタイムではラウドネス、アースシェイカーなどのバンドがありましたが、いまいち聴く気になりませんでした。
現在では、黒猫の先輩格でもある浜田麻里や、黒猫のフォロワーであるFUKI擁するLIGHTBRINGERや、正統派女性HRバンドのAPHASIAも聴くようになりました。
本当に黒猫、瞬火、招鬼、狩姦ありがとう! と言ってあげたいです。