リーヴズ・アイズ(バイオグラフィー)

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今回は、シアター・オブ・トラジディを解雇されたリブ・クリスティーンとその夫のアレキサンダー・クルルを中心として結成され、ゴシックメタルを代表するバンドの一つとなったリーヴズ・アイズについて紹介します。
そこで、今回の記事は主にバイオグラフィーを紹介していきます。

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①はじめに

2003年にリブ・クリスティーンが、新しいプロジェクトを立ち上げたのは知っていましたが、具体的に始めて聴いたのは、2005年のヴィンランド・サーガです。そこではまず、リブ・クリスティーンの萌え萌えのジャケットに惹かれ購入しました。

楽曲はコンパクトにまとまっていたものの、リブの美しい歌声、メロディアスな楽曲、他の有名フィメールゴシックバンドとは一味違うフォーキーな雰囲気に感動し、それ以来、作品が出るごとに購入して聴いています。

②バイオグラフィー

1)結成~ブレイク

2003年に、リブ・クリスティーンが、シアター・オブ・トラジディを解雇され、失意の中、夫であるアレクサンダー・クルルにその旨を話しました。

そこから、リブのアイデアや歌声を生かしたバンドを結成する話となり、アレクサンダーが率いていたアトロシティのメンバーがバックアップすることにより結成されました。

2004年にファーストである「ラブローン」を発表しました。(何と、レコーディング中に子供を授かったらしいです)

2005年にはドラマーが交代するものの、セカンドアルバム「ヴィンランド・サーガ」を発表しました。このアルバムは、ヴァイキングであった、レイフ・エリクソンのヴィンランド(アメリカ大陸)への航海とその帰りを待つ妻の愛をテーマにしたコンセプト・アルバムでこのアルバムの高評価により、ナイトウイッシュウイズイン・テンプテーションに次ぐ位置を獲得しました。

リブにしてみれば「ターヤ?シャロン?シモーネ?ゴシック・クイーンはこの私よ、誰にも譲らないわよ!」って感じであったかもしれません。あくまで想像ですが。

2)その後の活動及び相次ぐメンバーチェンジ

2007年にはドラマーのモリツとベースのクリス・ルクハウブが脱退し、代わりにベースには、アイズ・オブ・エデン等で活動していたアラ・フイデニッヒ、ドラムには、クレイドル・オブ・フィルスで活動していたニコラス・パーカーが加入しました。

しかし、ニコラスはすぐに脱退、その後セヴィン・アントロポウノスが加入します。
その布陣で2009年、サードアルバムのニヨルドを発表(このアルバムも名作です)そのアルバムのツアーを行うも、マティアス・レデラー、アラ、セヴィンが2010年に脱退します。

ベースはギタリストのトーステン・バウワーが兼任する形をとり、ドラムはローランド・サバナティルを迎え、2011年にメデレッドを発表します。

さらにメンバーチェンジを行い2013年にシンフォニー・オブ・ザ・ナイ」2015年にキング・オブ・キングスを発表します。

3)なんと、リブが脱退

2016年に衝撃的なニュースがありました。なんとリブ・クリスティーンがツアー中に脱退してしまいました。公式サイトでは、円満な脱退とされているようですがたぶんいろいろあったのでしょう。

もともと、リーヴズ・アイズはリブのために作ったバンドなのに、リブが脱退すれば解散するはずが、バンドは残り、アレキサンダーは相変わらずリーダーとして君臨しています。

サイトの情報によってもアレキサンダーとリブは離婚した、いや脱退はしたけど夫婦のまま、と情報が交錯しています。

結局、フィンランドの女性ヴォーカリスト、エリナ・シーララ(なんと、ナイトウィッシュのツオーマスとはいとこ同士)が加入しました。

エリナは、上品で繊細ではかなげな魅力のリブとは全くことなり、ボデーコンシャスなボンテージファッションに身を包んだ、セクシーで元気のいいねえちゃんという感じで、なんだかなーって感じです。

まあ、基本的な音楽性とかはアレキサンダーがいるので変わらないと思いますが、雰囲気は変わるだろうなと思います。

アレキサンダーもリブに飽きてセクシーで元気のいいエリナの方が良くなったのか?
また、さらなる成功を求め、エリナを加入させることにより、ナイトウイッシュとつながりを持とうとしたのか?

いろいろ嫌なことを憶測してしまいますが、来年の初頭にニュー・アルバムが出るので、それを聴いて見ましょう。

リーヴズ・アイズ(おすすめアルバム)に続く


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