LIGHTBRINGERの活動休止で思うこと

Pocket

少し古い話であるが、現在の日本の女性ヴォーカル・メタルシーンの牽引役であったLIGHTBRINGERが、2014年末をもって無期限活動休止しました。

LIGHTBRINGERを知らない人のために、少しだけバイオを説明すますと、2005年にベースのHIBIKIと、女性ヴォーカルのFukiが結成した直後に、キーボードのMaoが参加する形で結成しました。

2009年にファーストアルバム発表、2012年にキングレコードよりメジャーデビュー。
以後現在の日本の女性ヴォーカル・メタルシーンの牽引役となるも、惜しくも現在は活動休止です。
女性ヴォーカル・メタルのファンである私にとってはぜひとも復活してほしい次第であるが、ふっと思ったことがあるので、今回はそれを書いてみます。

スポンサードリンク

①男性2人、女性1人の編成

LIGHTBRINGERは5人編成ですが、実質はオリジナルメンバーのHIBIKI、Fuki、Maoの三頭政治です。
すなわち男性2人、女性1人の編成です。
男性2人、女性1人実はこの組み合わせこそが、実は曲者です。

音楽のジャンルを問わず、この3人の組み合わせで10年以上続いたバンド、ユニットは私の知っている限りありません。

②ジュディ・アンド・マリー

他のバンド、ユニットを例にとってみますと、例えば、90年代に活躍したジュディ・アンド・マリーとゆうバンド。
元々ベースの恩田快人が女性ヴォーカルのYUKIを見出す形で結成しましたが、次第にオーディションで加入したギターのTAKUYAの頭をもたげてきて主導権を握るようになりました。

TAKUYAは自分とYUKIがいればバンドは成り立つと思っていて、次第に恩田を軽視するようになりました。
それに耐えかねて、恩田が脱退しようとすると、恩義のある恩田さんが脱退するのなら、私も脱退するとYUKIも脱退しました。こうしてジュディ・アンド・マリーは解散しました。

③ハイファイセット他

また、70年代に活躍したハイファイセットというニュー・ミュージックのユニットも山本俊彦・潤子夫妻と大川茂の男性2人、女性1人のユニットでありました。
大川は前身である赤い鳥の時から山本潤子のことが好きで、ハイファイセットに合流したのも、ただ山本潤子と音楽を一緒にやりたかったかららしいです。
つまり山本潤子をめぐる三角関係であったと思われます。

最近では、J-POPユニットであるいきものががりも活動休止宣言をしました。
3人とも高校の同級生で、紅白歌合戦のあとは3人で一緒に初詣でに行くぐらい仲が良かったのに、いったいなにが起こったのでしょうか?

とにかく男性2人、女性1人の人間関係は難しいです。
三角関係になってしまうこともあるし、そうでなくても男性同士で主導権の取り合いになりがちであります。

幸い、LIGHTBRINGERの中では、お互い変な恋愛感情はないみたいだし、またあくまでもリーダーはHIBIKIという共通認識あり、活動休止の原因も、彼が燃え尽きたためななので、また彼がやる気を取り戻したら、復活の可能性は十分あります。期待しましょう。

なお、LIGHTBRINGERの詳細なバイオグラフィー、ディスコグラフィーは以下の記事です。

LIGHTBRINGER アーティスト紹介


ロック・ポップスランキング

スポンサードリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする