Mortal Love I HAVE LOST

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かなり前に購入し、ほったらかしていたMortal Loveというノルウェーのフィメール・ゴシック・バンドの「I Have Lost」というアルバムを、聴きましたので、Mortal Loveの紹介してみたいと思います。

Mortal Loveはかなりマイナーで、このアーティストを知っていたらかなりのフィメール・ゴシック通といえるぐらいです。
従って日本語のCDもなく、またサイトもないので、あまり詳しくは書けませんが、知っている限りのことを書かせてもらいます。

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①バイオグラフィー

2000年 ノルウェーにて結成
2002年 ファーストアルバム 「All the Beauty」を発表
2005年 セカンドアルバム 「I Have Lost」を発表
2006年 サードアルバム 「Forever Will Be Gone」を発表
2011年 活動停止となる。レコード会社から契約を切られて次の契約先が見つかっていないことが原因らしいです。

②音楽性の特徴

数あるフィメール・ゴシックバンドの中で、特徴的と言えるのが、フィメール・ヴォーカルであるCatが美人でかつ萌えキャラであることと、それを反映するような、甘く繊細な癒し系の歌声です。

サウンドの方も、ゴシックメタルにしては軽いという噂ですが、「I Have Lost」を聴いた限りにおいてはギターリフはそれなりに、ヘビーな感じがしました。

③「I Have Lost」の感想

2回、3回と聴くにつれ、彼女らの独特さが見えてきたような気がしました。とくに4曲目のシングルカットされた、adorationはCatの甘くはかなげな歌声が全開です。
フィメール・ゴシックの名ヴォーカリストとされるターヤ・トウルネンやフロール・ヤンセン、リブ・クリスティーンでは出せない味でしょう。
マイナーはマイナーの良さがあります。

それにしても、Mortal Loveのような王道フィメール・ゴシック・バンドが活動停止ということで、残念であります。
2000年代にはいり、エヴァネッセンスやナイト・ウイッシュやウイズイン・テンプテーションの活躍で、フィメール・ゴシックが台頭し、そのおかげで女性ヴォーカルのロックバンドが認知され、定着しました。

しかし、フィメール・ゴシックバンドが次々と脱ゴシックを図ったこともあり、王道のフィメール・ゴシックは現在、低調です。
そのことを踏まえ、Mortal Loveには是非とも復活してほしいです。


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