フリートウッド・マック ディスコグラフィー

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続いて、フリートウッド・マックについて紹介します。
今回はディスコグラフィーとそのなかでのおすすめのアルバムについて紹介します。

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①ディスコグラフィ

1)リンジー、スティーヴィー加入以前

1968年 ピーター・グリーンズ・フリートウッド・マック
1968年 ミスター・ワンダフル
1969年 ゼン・プレイ・オン
1970年 キルン・ハウス
1971年 フューチャー・ゲーム
1972年 枯れ木
1973年 ペンギン
1973年 神秘の扉
1974年 クリスタルの謎

2)リンジー、スティーヴィー加入以降

○1975年 ファンタスティック・マック(全米1位)
◎1977年             (全米1位)
△1979年 牙 (タスク)        (全米4位)
△1982年 ミラージュ        (全米1位)
○1987年 タンゴ・イン・ザ・ナイト (全米7位)
1990年 ビハインド・ザ・マスク  (全米18位)
1995年 タイム
2003年 セイ・ユー・ウィル    (全米3位)

3)ライブ盤

○1980年 フリートウッド・マック・ライブ(全米14位)
○1997年 ザ・ダンス        (全米1位)

◎必聴 ○おすすめ △ファンならおすすめ

②おすすめアルバム

ここでは、リンジー、スティーヴィー加入以降のアルバムについてのみ、評価していきたいと思います。

まず、一番初めに聴いて欲しいアルバムは、何と言っても「噂」です。これはロックファンなら必聴といえます。
また、これを聴かずして、女性ヴォーカル・ロックは語れないと思います。
リンジー、スティヴィー、クリスティンという天才的なソングライターがそれぞれの持ち味を生かした曲を作り、それが散漫にならず、アルバムしてのまとまりあります。
もちろん捨て曲などなく、全曲名曲といっていいぐらいです。
フリートウッドマックとしても、このアルバムにより、アメリカを代表するバンドとしても地位を築きました。
まだ、聴いていない人は、是非とも聴いてみてください。

次におすすめなのは、フリートウッドマックのブレイクのきっかけとなった「ファンタスティック・マック」と、全盛期最後のアルバムといわれる「タンゴ・イン・ザ・ナイト」です。
シングルカットされた曲はおおむねチャートにのり、あとは佳曲がそろっています。

「ミラージュ」もいいアルバムですが、他の全盛期のアルバムと比べ、多少薄味なような気がします。

初の2枚組LPとして発表された、牙 (タスク)はリンジーが一番楽曲を提供したためか、個性的な曲が多く、また2枚組ですので、どうしても散漫になりがちです。従って初心者が初めに聴くアルバムとしてはおすすめできません。

また、ライブアルバムは「フリートウッド・マック・ライブ」、「ザ・ダンス」両方ともおすすめです。

「ビハインド・ザ・マスク」、「タイム」、「セイ・ユー・ウィル」はどうでしょうか?ファンになって、上記のアルバムをすべて聴いて、コンプリートしたい人が聴けばいいと思います。

③代表曲リスト

フリートウッドマックは、名曲を数多く世に出しています。
その中で、代表曲をリストアップしてみました。

1975年 オーバー・マイ・ヘッド      (全米20位 クリスティン作)
1976年 リアノン             (全米11位 スティーヴィー作)
1976年 セイ・ユー・ラヴ・ミー      (全米11位 クリスティン作)
1976年 オウン・ウェイ          (全米10位 リンジー作)
1977年 ドリームス            (全米1位  スティーヴィー作)
1977年 ドント・ストップ         (全米3位  クリスティン作)
1977年 ユー・メイク・ラヴィング・ファン (全米3位  クリスティン作)
1979年 タスク              (全米8位  リンジー作作)
1979年 セーラ              (全米7位  スティーヴィー作)
1982年 愛のジプシー           (全米12位 スティーヴィー作)
1987年 ビッグ・ラヴ           (全米5位  リンジー作)
1987年 リトル・ライズ          (全米4位  クリスティン作)


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