Fuki 「Million Scarlets」

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6月12日にFuKiのソロ活動としての新譜アルバム「Million Scarlets」が発売されました。
その「Million Scarlets」について感想を述べてみたいと思います。

1)アルバムの全体的な事

このアルバムは、LIGHTBRINGERの時の同僚であったMaoが、作曲、編曲、プロディース、演奏にいたるまで全面的にバックアップしています。(確かMaoって弓田”HOT”秀明の手引きで、Mardelasの「Ground ZERO」にも参加していましたよね。なんだかなーって感じがしますね。結局、LIGHTBRINGERの活動停止の原因って、hibikiとMaoの不仲ではないのかと思ってしまいます。おっと話が脱線してしまいました)

またUnlucky MorpheusのJILLもヴァイオリンで何曲か参加しています。
また絵恋ちゃんも作詞で楽曲提供しています。

ジャケットの写真、これは萌えますね。美人ジャケットとしても素晴らしいです。それと、FuKiの体形が少しふっくらしてきたのでは、と思ってしまいます。

肝心の中身の話に移りましょう。
アルバムを聴いの第一印象は、楽曲がヴァライティに富んでいるなということです。

そして、FuKiの歌唱そのものも、LIGHTBRINGERの時と比べレベルアップしてきたなと思いました。LIGHTBRINGERやUnlucky Morpheusの力んだ歌唱ではなく、ナチュラルに伸びやかに歌っています。

この辺が、Fukiをメタル・シンガーとして捉えている人にとっては、評価の分かれるだろう
と思います。

しかし、11曲中、所謂捨て曲がないことも考慮して、メタル以外にいろいろな領域が広がり、これはこれでいいかと思います。
それと、気のせいかもしれませんが、母性的な所が垣間見えます。

2)曲目紹介

1. Bloody Rain
(作詞:Fuki 作曲&編曲:Mao)

LIGHTBRINGERやUnlucky Morpheusの流れをくむ、メロディック・スピードメタルナンバー。どちらかというと、テクニカル面が強いLIGHTBRINGERより、Unlucky Morpheusの強い情感の比率が高いです。

TVアニメ「怪盗ジョーカー」の公式イメージソングでもあります。

2. 君の居ない世界
(作詞:Fuki 作曲:Mao 編曲:Dual Alter World)
これも、メロディック・スピードメタルナンバー

3. Rのない月の恋はよくない
(作詞:絵恋ちゃん 作曲&編曲:Mao)

4. Habitable Planet
(作詞:Fuki 作曲:Mao 編曲:Dual Alter World)

5. 絶戒のJuliet
(作詞:Fuki 作曲:Tom-H@ck 編曲:KanadeYUK)

叙情的なバラードナンバー、このような曲も歌いこなすことで、LIGHTBRINGERのFukiとは違った魅力があります。

6. 題名-Album ver.-
(作詞:Fuki  作曲:Mao 編曲:Misa)

7. 神様はきっと
(作詞:Fuki 作曲&編曲:Hiroaki Watanabe-re:plus-)
これも、叙情的なバラードナンバーです。TVアニメ「W’z《ウィズ》」ED主題歌でもあります

8. 子供のように
(作詞:Fuki 作曲:たなかひろかず 編曲:吉村和晃 from sow)

9. Zinger?Ringer?Gang?Love
(作詞:絵恋ちゃん 作曲&編曲:Mao)

10. Sacred Bones Riot
(作詞:Fuki 作曲&編曲:Shuhei from Imperial Circus Dead Decadence)

11. DAYS
(作詞:Fuki 作曲&編曲:安保一生)
ポップなスピードナンバー。実はこの曲が、このアルバム中一番好きです。
なぜか、心温まり癒されます。またメロディが頭に残ります。

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