LUCIFER 「LUCIFERⅡ」

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今回は、新鋭の女性ヴォーカルのドームメタルバンド、ルシファーを紹介します

①はじめに

2015年にデビューし、デビュー作である「LUCIFER1」を聴いた時は、なにかぱっとしないな、いまいちだなと思いました。

しかし、2018年の後半に発表された、次作である「LUCIFER1Ⅱ」を聴くと印象に残る曲が多くなり、ひょっとしていけるのではと思い、今回紹介しようと思った次第です。

②バイオグラフィー

ドイツ出身の女性シンガー、ヨハナ・サドニスは、スウェーデン出身の女性ギタリスト、リアネ・オルソンとともに、THE OATHで活動していたが(二人とも美人、余計でした)、意見が対立し、ファースト・アルバム「THE OATH」のみで解散してしまいました。

その後、ヨハナは新しいバンドの結成に動きだし、LUCIFERを結成しました。
ギタリストには元CATHEDRALのギャリー・ジェニングスを迎えました。
ファースト・アルバム「LUCIFER1」を2015年5月に発表し、欧米でのツアーも行いました。

順風満帆なスタートと思われましたが、所属先のレコード会社との違和感が原因で
ギャリー・ジェニングスが脱退し、バンドは危機的状況に陥いりました。

その苦境を知って、手を差し伸べたのが、彼女と数年前からの知り合いで、著名なスエーデン人ミュージシャン、ニッケ・アンダーソンでした。
早速、ヨハナとニッケで曲作りがスタートし、アルバム一枚分曲がたまると、レコーディングにとりかかりました。

レコーディング・メンバーはヨハナ、ニッケ、そして残ったメンバーである、ロビン・タイドブリンクでありました。
アルバムが完成すると、ライブ活動のために体制作りとして、マーティン・ノルディン、
アレキサンダー・メイヤーです。
2018年7月に「LUCIFER1Ⅱ」を発表し、ライブ活動も行うようになり、現在に至ります。

③LUCIFER1Ⅱの曲目

1) CALIFORNIA SON
2) DREAMER
3) PHOENIX
4) DANCING WITH MR,D
5) REAPER ON YOUR HEELS
6) EYES IN THE SKY
7) BEFORE THE SUN
8) ATON
9) FAUX PHARAOH

④LUCIFER1Ⅱの全体的な印象

聴いて、まず思いましたのは、ファーストアルバムと比べ、かなり成長したなということです。
ファーストアルバムはカテドラル直系のブリティッシュ・ドーム・メタルへのこだわりか、
同じような曲が多く、一曲一曲が印象に残らない感じでした。

今回は、楽曲がかなり多様化し、また曲自体もよくなったため、印象に残る曲が多くなった
と思いました。おすすめです。

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